ご存知のように8月のNT倍率は12.7倍と、近年例を見ない水準まで上昇しました。
これが、何でかっていうと
Googleで検索(その際に検索ツール→期間→1週間以内など指定すると良いです)してもらいたいですが、
結局のところ、
現在のマーケットは日銀の動向に大きく注目しているからNT倍率の上昇につながっているようです。
マーケットは常に「動く理由」を探しています。
ある時はWTI(原油先物)だったり、ある時は米国の金融機関の動向だったり、ある時は為替だったりします。関心ごとが常に変化するのがマーケットです。
また、
マーケットそのものの変化もあります。
近年のNT倍率がすーっとした上昇傾向なのはその為だと思います。
NT倍率の高さが話題になりますが、
その上昇トレンドの中では現在の水準はむしろ妥当な変化の水準とも言えます。
日経225MiniとTopixのサヤトリを完全自動でするArbiMasterD3でも
1月の時ほどではないですが、今月は1stポジションが比較的大きな含み損状態です。
2ndポジションは3回利益確定済みです。
ArbiMasterD3のアルゴリズムも完全ではなく、ロスカットの場面もあります。
ですが、上記の変化の中でもしっかり利益になるアルゴリズムです。
NT倍率はその特性上、上昇するにしても変化しながら上昇しますので
我慢すべき時もあります。
そうは言っても、
メンタル面でグラつくと失敗の原因を自分で作ってしまうことになるので、心理的に無理なポジションサイズではなく心理的にも許容範囲で動かしていただくことが大切です。