ArbiMasrerD3のサヤトリはここ2年程、
ハラハラする場面はありましたが極めて順調に推移してきました。
ところが、今年6月SQ過ぎからNT倍率があまりアップダウンせずに下げ続けている場面において含み損を抱えた状態になっていました。
今まであまりにも順調だたっために
今回のポジションの取り方などについて慢心もあったと反省しております、、
しかし、落ち込んだりあきらめたりする必要はありません。
通常のカタバリのトレードであれば無理ですが、サヤトリの場合には最悪の場合でもリカバリーの方法が残されています。
どんな方法かというと
8月20日、8月26日にサポート希望のユーザーさん向けにオンライン勉強会で解説しましたが
ハイリスクハイリターンな決済方法です。
サヤトリでは今回のようにポジションに含み損がある場合にSQを超えるのは難しい局面です。
SQ近く、サヤトリで含み損がある場合の手仕舞い方法
- メジャーSQ前に任意に手仕舞いする
- メジャーSQの前日大引けで手仕舞いする
- SQ清算する
- 本来ペアになっている日経225MiniとTopixLargeを別々に決済する。
- これは本来の取引からかけ離れた方法でリスクは高い
- 上手くできれば損失があっても帳消しにできる
- この方法は何か“有事”があった時にはわかりやすく成功しやすい
A:損失が少ない場面を自動で探し自動決済する
B:ハイリスクハイリターンな方法で決済する
このハイリスクハイリターンな方法についてはオンライン勉強会で解説し8月29日(北朝鮮がミサイル発射した日)の朝にもユーザーさんに事前にメールしましたがこういった方法です。
要はこういう場面があったら利益の出ている売りだけ手仕舞いするということです
通常はこの方法は決して行うべきではありませんが、
8月29日に北朝鮮がミサイル発射し、マーケットに動揺が走ったのですが
私にとっては願ってもない絶好のチャンスがやってきた!!・・というわけです。
ここで大事なのはチャンスというものは
「いま来たよ~」
と教えてくれるものではありません。
「これはチャンスなのだ」
と、自分自身がそれを見出す必要があります。
自分から呼び止めないと、チャンスは黙って通り過ぎる
と、長野市出身の元経済企画庁長官の田中秀征(たなか しゅうせい)さんが10年も前ですが仰っておられましたっけ、
という訳で
今回だけはサヤトリのポジションを「売り」のTopixだけ手仕舞いしてしまいましたが
日経225Miniの「買い」はまだ保有していますが(これはいまだ含み損)。
これは基本的には今日の21:00頃までに手仕舞いする予定です。
利益確定指値は一応、20020円(有効期限最終日まで)で置いてありますが任意に変更する予定です。
もしかすると今夜決済しない可能性もあるかもですが、
その場合には最長で9月6日まで保有するかもしれません。
ArbiMasrerD3をお使いの方で8月29日のチャンスを逃してしまった方は
今夜の21:30の雇用統計発表の際に大きな振れがあるかもしれないので好機になるかもしれません。
しかし、その際にはHFT(コンピュータによる高速取引)で動かしてくると思うので
上下する速度が早く私たちでは注文が追いつけないと思うので、リスクが高い場面であると思いますので、自信がある方以外は手を出さない方が無難だと思います。
よろしくお願いします。