完全自動発注ではテクニカル指標は使うな!
これは、かれこれ10年以上、
時間にして2万時間近く(・・多分)システムトレードの開発を続けてきた、ワタシの結論の一つです。
実績のある色んな方の意見や経験も交えてあります。
完全自動発注(システムトレード)では、よくテクニカル指標を組み合わせて使ったり、
統計的優位性(確率論)が使われます。
証券会社の提供するチャートなどでも表示できますので、
私たちは疑問を持つこともなく、
テクニカル指標とは信憑性のある「何か」であるかのように受け入れてしまいますが、
実はこれで未来が予測できるようなものではありません。
テクニカル指標を上手に組み合わせれば、過去10年間で毎日プラス収支
・・みたいなバックテストデータもできてしまいますが、
実際に使えばその日からマイナスになってしまう
のがテクニカル指標です。
過去10年間プラスだったんだから、統計的優位性があるのでは・・・
いえ、無いんです・これは間違いなく。
テクニカル指標を組み合わせて作ったら確かにバックテストではそうなるかもですが
そーゆーのを「カーブフィッティング」と言います
統計的優位性(確率)も私たち素人が見つけられるようなものは実際の取引では優位性がないモノが殆どです。
以前テクニカルアナリスト(CMTA)を取得したり、
ワタシ以上にテクニカル指標の研究をした人間も少ないと自負していますが、
本当に勝てるシステムを作ることができたのは、テクニカル指標を捨ててからです。
完全自動発注のシステムを使うなら(作るなら)、テクニカル指標はバサッと捨ててしまうのがオススメです!
※テクニカル指標とは、MACDやストキャスティクス、RSIなどのコト
アタマの良い方ほど、要注意! ↓