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マーケットメイクされているTopixMini、それって個人投資家にイイこと?

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“マーケットメイク制度”って知ってますか?
TopixMiniの板は、特にナイトセッションでスカスカですが、不自然な枚数の板になっていることが多いのはマーケットメイクされているからです。
 
↓図の右がTopixMiniの板ですが、12枚、2枚の板が不自然に並んでいますが、こーゆーのが典型的なマーケットメイクされている板です。
 
ita121
 
 
どんな人(会社)が板を並べているのかっていうと、
ちゃ~んと公開されているのです。

  ↓   ↓
指定マーケットメーカー一覧(大阪取引所)
 
マーケットメイク制度ってのがありまして、日本では1998年に導入されているそうです。
どの銘柄にどこの会社がマーケットメーカーとして入っているかが決まっている訳です。

大阪取引所は、投資家の円滑な取引機会の確保を図る観点から、一部の商品を対象に、マーケットメイカー制度を導入しています。マーケットメイカーによる気配提示は、当社の定める一定の基準に従い行われます。

マーケットメイカーは常時、売り買いに応じる値段と数量(気配)を提示し、当該気配に合致した注文については必ず投資家からの売買注文に応じる義務を負っている・・のだそうです。

なので、注文値段さえ見合っていれば必ず売買を成立させることができるとの事のようです。
 

実際の問題として、取引はどうなのかっていうと・・

私がナイトセッションで試した話ですが、
TopixMiniで12枚並んでる売り板に、10枚の注文を指値でぶつけてみたことがあります。
 
その際、部分的に約定しましたがあったはずの板が逃げてしまい、取引がとてもスムーズにはできませんでした。枚数が少なければさして問題ありませんが、多い注文は避けるべきです。
 
以上の状況から
マーケットメイクされているコトで、少ない枚数の取引はほぼ問題なくできるのでアリガタイのかもですが、多い枚数はチョット無理と言えると思います。
 
これはザラバ中の話だけではなくて、寄りや引けでは価格が飛んだり、約定しない(ザラバ引け)コトがあったりとか、寄り引けではもっと注意すべき・・なのです。

 

ArbimasterD3での注文の仕組みは

サヤトリを完全自動で高度に行うArbimasterD3では、Topixの板の状況を価格と枚数まで監視して
「余裕をもって約定できるのはいくらかな~?」と常時監視しています。
セットした注文枚数の3倍の枚数が板にないと、その上(下)の以下の価格を計算するなどの仕組みになっています。
 
ですので、板が薄くてもちゃんと機能するようにできています
 
そういった仕組みがあっても
やはりTopixMiniを3枚以上の取引する場合にはTopixLargeに移行していただく方が良いです。
 
理想的な枚数バランスは
日経225Mini8枚+TopixLarge1枚のバランスです
やっぱ、この組み合わせの方がはるかに結果もイイです

 

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