おはようございます。
Ikinari_Autoでトレーリングストップ注文については多くのご質問いただきます。
積極的に研究している方から多いご質問に
140円もの利益幅があったのに利益確定がたったの5円だった、もっと賢く利益確定する方法はないでしょうか?
、、というものがあります。
モチロン、もっと早く利益確定もできますし、もっと多くの利益が残っている時点で利益確定もできます。設定を変えればそんなコト楽勝です。
しかしIkinari_Autoのトレーリングストップ注文の動作は、できるだけ反応を鈍く作ってあります。
例えば含み益が135円幅以上になった後に、10%まで減少したら返済という設定の場合は下図の通りの動作になります。
つまり、
1)135円以上もあった含み益が、
↓
2)たったの5円(5円刻みで切り捨て計算すると5%で5円になる)になったら返済
・・なのです。
日経225Miniの自動売買に慣れてない人は、それではあまりにも勿体ない、勿体なさすぎると思われると思います。私もそうでした。
それで、ご希望の通りのトレーリングストップ注文動作をさせた場合にはどうなるのかというと、勝率は上がりますが小利大損になってしまい資金は理想通りに増えていくことはないどころか、逆にトレーリングストップ注文が災いして資金を減らしてしまう結果になります。
日経225Miniの自動売買で、上手くいかない考え方に「丁寧に丁寧に取引したい」または「コツコツ慎重に取引したい」というパターンがあります。
Ikinari_Autoなどでは自動売買システム自体がしっかり自動でリスク管理して動いてくれます。
取引は慎重さも大事ですが思い切りや度量も必要です。あまり細かく取引したい人には自動売買は向かないと思います。
長くなってしまいましたが
Ikinari_Autoのトレーリングストップ注文がゆるりと動作するのはそんな理由があります。