激しく大きな価格変動が続いています。
2000年以降では
昨月10月は2番目の大きなボラティリティ(価格の変動性)のあった月でした。
日経平均(現物)の月別変動率ランキング(2000年~)
(月足高値-月足安値)
No1 2008/10月 4461.74円(リーマンショック)
No2 2018/10月 3398.81円
No3 2015/8月 3232.63円(チャイナショック)
No4 2016/2月 3039.6円(アメリカの金融緩和終了による利上げ?)
No5 2016/1月 2933.86円(チャイナショック)
No6 2000/4月 2906.78円(日経平均株価構成銘柄の大幅な入れ替え(30銘柄)?)
No7 2000/5月 2715.91円(
No8 2008/1月 2583.99円(サブプライム問題?)
No9 2018/2月 2542.62円(米長期金利上昇)
No10 2011/3月 2540.8円(震災)
イキナリAUTOでは10月の成績計 +224,778円(Mini1枚ずつ取引 手数料計算後)と良好でしたが、10月後半からは「方向はあっていたのにロスカットにかかってしまい残念、、💦」な場面が何度もありました。
その辺りを踏まえ、
この相場付きでの自動売買の動作とセッティングを考えてみたいと思います。
最近の値動きの中で発生しがちなコトと自動売買のセッティング
1、上下のブレ幅が大きい
この為、ロスカット幅が小さいと方向があっていてもロスカットにかかってしまいます。
イキナリAUTOでの設定箇所は下図の箇所です。
2008年~の検証では、150円幅~180円幅ほどが最適な値と言えそうです。
しかし、連続してロスカットがかかってしまう場合もありますので資金面で決して無理をしない事がとってもとっても大切です。
2、含み益が100円以上になっても急速に価格が反転する
まさに今日がその典型的な動きでしたが
朝方のイキナリAUTOは4つの売買ルールが「買い」で、計300円幅以上の含み益でした。
あっという間に200円ほど下落しロスカットにかかってしまいました。
このような場面ではトレーリングストップを現在の値よりも少なめにセットしておくと、小幅でも利益確定ができたことになります(下図のような値)。
ですがトレーリングストップの設定は難しく、あまり敏感に動作させてしまうと「小利大損」の自動売買になってしまうので注意が必要です(これも検証ファイルで検証できます)。
3、通常ではありえない大きな利益確定ができる場合もある
非常に大きな利益確定ができる場面もあります。
その為に、利益確定幅は最低でも下図の位(500円幅)かと思います。
ここの値を小さくすると勝率は上がりますが、期待値がガクンと下がってしまいます。
最適値を検証するには・・
イキナリAUTOの各売買ルールには「検証ファイル」があります。
これはログインするとDownloadできるようになっています。
データは自動取込みできないので直近データまで入ってはいませんが、直近の値動きにフォーカスしてしまうのもよくありませんので、この検証の上では現状のデータで良いと思います。
ご自身の自動売買システム(イキナリAUTO)の設定値を確認していただいて
小さすぎる値になっていたら変更していただいても良いと思います。
しかし、イキナリAUTOに実装してあるトレーリングストップは一般的なそれとは異なり、日経225Miniのこういった相場付きでも有効性が高くはなっております。
本日、ナイトセッション前に私のイキナリAUTOの設定若干変更してあります。
※このような場面でも足元の成績に一喜一憂せず、継続できる資金バランスでないと利益を手にする事はできません。
また、設定変更の作業ができない方は遠隔でサポートもいたしますのでお知らせください。