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サヤトリ

NT倍率を使ったサヤトリ投資法 「場中自動」の解説

更新日:

NT倍率を使ったサヤトリ投資法 実践ツール ArbiMaster(アービマスター)では「場中自動」というシートがあります。

ここは「完全自動発注」でサヤトリを処理するためのシートですが、これを理解していただくことで
よりサヤトリの実際が理解できるようになりますので解説いたします。

このシートでは板を読んで「成行」で約定できる価格を判断してます

NT倍率を使ったサヤトリ投資を場中に行う場合に難しく、かつ重要なのは
今この瞬間に、いくらで約定できるのか=「成行」だとどれ程の利益になるのか
を瞬時に判断するコトです。

通常のトレードなら、日経225Mini(など)の売り板と買い板の2か所を見ればいいですが
サヤトリの場合には日経225Miniの板とTopixの板の計4か所を同時に見なくてはなりません。

しかも、TopixMiniの場合には(TopixLargeはいいですが)板が薄く売り板と買い板がスカスカで、
加えて場合によって板の出あい(売り板と買い板のぶつかったところ)の外に現在価格があったりする場合があるので、いったいいくらで約定できるか瞬時に判断がつかない場合が少なくないからです。

(この4か所の板の枚数に加え、TopixMiniならば「現在価格」も確認・・目視だとタイヘン)
ArbiMaster12

サヤトリで「片バリ」にならないように、ArbiMaster(アービマスター)の自動発注では「成行」で執行しますので、上記の部位を自動で読んで実際に約定できる価格を判断しています。

よくあるご質問にシート「場中自動」の損益表示が実際と違う・・というメールを頂くのですが、これは約定可能な価格を判断しているからです。

下図での右下の黄色の枠線の中の箇所は、その為に「成行」で約定できる価格や損益を表示をしています。

ArbiMaster11

そういった仕組みになっています。

よろしくお願いします!

-サヤトリ

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